あらゆるファクターをフラットに並べ、新しいデザインの可能性を見つける
デザインやアートは新しい世界を作ることだと考えている。
1億人や1,000万人の世界を変えることは困難だが、500人や1,000人といった世界を変えることはできるのではないかと思う。
FDWSは多様なファクターをフラットに連結し、新たなパラダイムを発見することで自由にデザインする。
21世紀も10年が過ぎたが、20世紀の延長上で継ぎ接ぎだらけの社会システムは色々な歪みを露呈している。
環境問題や地域社会の問題、エネルギーや経済の問題など、これらは政治だけの問題ではなく、この時代に生きる僕たちの問題である。
僕ら自身が望めば古いシステムを捨て、ドラスティックに世界を変えることもできると思う。
建築やグラフィック、Webなどのカテゴリー
物理的、情報的なファクターが混在する今日では、建築や広告、Webといった個々のカテゴリーのみで完結することが必ずしも正解ではない。
課題に対して個々のデザインのみで対応するのではなく、それぞれが最適に相互補完されるようにデザインされるべきである。
世代や様式、スタイル
サイクルが加速化し多様なメディアの存在する現代では、多少の世代の違いや接するメディアによって価値観に差異を生み出している。
それら個々の世代や様式、スタイルの差異のゲームのをするのではなく、それぞれをジャンプできるデザインを導く必要がある。
中央と地方, 日本と海外といった場所
インターネットが広く世界中に普及し、場所や距離によってのヒエラルキーがキャンセルできるようになった。
中央/地方、日本/海外といった二元論ではなく、等価につながるデザインが可能である。